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2009年08月10日(月曜日)

●第1回中高生スイーツグランプリ決勝大会

 8月9日(日)、福井製菓製パンスクールにて「第1回中高生スイーツグランプリ決勝大会」が行なわれました。担当の先生からのコメントです。
「啓新高校からの応募3チームのうち、調理科3年生の女子チームが選ばれ、星槎国際高校、鯖江高校、勝山高校、鯖江市中央中学校の計5チームが決勝に挑みました。
課題は「大切な人と一緒に食べたいスイーツ」。食材の中に必ず1品は福井県産の食材を織り込む事が規定となっていました。
生徒たちは決勝出場決定後、何度も細かい打合せを重ね、忘れ物がないか確認し、ようやく今日を迎えたようでした。
本番当日、会場に顔を出すと生徒たちは嬉しそうに駆け寄り、「おはようございます!今日は頑張ります!!」と笑顔で口をそろえて言ってくれました。いつもの実習よりやや緊張している感じが伝わってきました。
ところが、開会式を終えるとすぐに生徒たちがやってきて言いました。
「先生、盛り付けるお皿を忘れました・・・」。
返す言葉がありませんでした。もう始まるというのに・・・。しかし生徒の訴える目を見ると、「わかった、取ってくるから落ち着いて作業して」と言い残し、学校の調理室へお皿を取りに向かいました。
大会に戻るとすでに競技が始まっており、どの学校の生徒達も必死に取り組んでいました。啓新高校チーム「アミティエ」も初めは慣れない実習室に戸惑いと緊張を隠せない様子でしたが、時間が経過するごとに今までの学校での調理実習と何ら変わらない表情に戻っていました。
表彰の結果は、惜しくも鯖江市の中央中学校に優勝を奪われてしまいましたが、アイディア賞を頂くことが出来ました。
結果はともあれ、このスイーツ大好きな3人組でのこの大会は、彼女たちにとってはとても大切な時間だったと思います。単に遊び感覚なものではなく、力を合わせ努力の積み重ねによって結果を出すため、取り組む姿勢もいつもと違っていました。普段学校にいるときだけの繋がりだけではなく、今回のように気持ちを一つにして大会に挑むといった、ある意味部活動の試合的なものに似た感覚を味わう事が出来たのも、彼女たちのお陰です。
今日出場した各学校の生徒たちにとって、この大会に参加したことが良いきっかけとなり、今後の活動に生かせてほしいと思います。」

おかげさま、啓新高校!

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