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2006年12月09日(土曜日)

●針・包丁供養

12月8日に本校二年生全員で針・包丁供養を行いました。針・包丁供養とは、針や包丁を供養する行事をいいます。針や包丁の使用を休み、古針や傷んだ包丁を豆腐やこんにゃく、などの柔らかいものに刺します。なぜ、豆腐やこんにゃくなどに刺すかといえば、柔らかいもので針や包丁に楽をさせ、今までの労に感謝するという意味です。
私はこの「針・包丁供養の日」を「物に感謝する日」と考えています。特に針や、包丁は私たちの生活に密着し、欠かせない存在だと思います。もし針や、包丁がなかったら私たちの生活はどうなるのでしょうか?着る物、食べるもの、住む家、あるいは医療分野など私たちの「命」に関わるところに影響が出てきます。
敗戦後の何もなかった60数年前の時代から考えれば、今の日本の生活を誰が予想し得たでしょうか?
私たちは今の生活が当たり前なことだとは決して思わず、周りの物全てに「感謝する」気持ちを持ち続けていかなければならないと感じていますし、教員である私たちが生徒達にもしっかり伝えていく責任があると思っています。

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