●終業式
本日は第二学期の締めの日、終業式です。早いもので第二学期も今日で終わると同時に平成19年も残り10日ほどになりました。今年一年皆さんにとってどんな年だったのでしょうか?
さて、今日の終業式で私は次のように生徒たちに話をしました。
「長いと想っていた第二学期も早、今日で終わりやな、みんなにここでやってほしいことがある。それはこの一年を振り返って一人一人どんな年だったのか?、またどんな二学期だったのかを約一分間ほど時間をとるので目を閉じて振り返ってほしい。 振り返り始め、止め、どうかな?成長を実感できた人はより高い目標を立てて新たなる年を迎えてほしいし、成長を実感できなかった人は、伸び悩んでいるということ、つまり階段の踊り場にいるということ。踊り場なしの階段なし。また、大きくジャンプするときほど体を小さくかがみ込むもの。まさに伸び悩んでいる分だけ次への成長が大きいということ。何事もとらえ方が大切。+でとらえるか-でとらえるかは次の選択の仕方が変わってくる。考えを変えれば最後は運命が変わるということ。
もう一つ感じてほしいこと、それは今日ここに生きていることに「ありがとう」という気持ちをもってほしい。こうして私がしゃべっている間にも世界では多くの子どもたちが餓死している。1分間に約30人、1年間に1500万の人の子どもたちが餓死している現実がある。みんなは今、生きている、着る服がある、食べるものがある、帰る家があり待っていてくれる家族がいる。それらすべてに「ありがとう」といってほしい。当たり前であることに感謝やな。
最後に、始業式には今ここにいる全員が笑顔で再会できることを一番願っている。みんないい年迎えてくれ。以上」
すべてのことには終わりがある、啓新高校!