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2009年05月10日(日曜日)

●母の日

 五月の第二日曜日は母の日。最近は家庭が複雑化していますから一概に言うのは難しいですから母の日=親への感謝の日と思っています。さてそんな中、母に関して5月9日の読売新聞より橋本五郎さんが書いた記事を皆さんに紹介します。
 「プロ野球楽天の野村監督は父を三歳の時出征先の中国で戦病死していた。子宮ガンと直腸ガンと闘いながら女手一つで育ててくれた母を早く楽にさせてやりたい。その一心でプロのテストを受けた。
 何とか合格したものの、月給はわずか7000円。その中から毎月1000円づつ仕送りした。後に高給をもらうようになって仕送りも増えたが、母はつぶやいていた。
 「今の何万円よりも、7000円の月給から1000円送ってくれた頃の方が、有り難かったよ」
 母が亡くなった後、預金通帳が出てきた。通帳には、送金していた1000円がそのまま貯金されていた。野村さんは「野村の眼」(KKベストセラーズ)に書いている。
 〈球団をクビになって、故郷に帰ってきたとき困らないようにとの配慮だったのだ。明治生まれの母の気遣いを死語に知り、私はいたたまれない思いを覚えたことを、決して忘れない〉
 そのほか中曽根康弘元首相や戦後初の東大総長南原繁先生のエピソードも紹介してありました。
 この記事を読み、一人の親としての責任の重さをあらためて感じると共に、真の愛情を持って生徒に接していくことで、生徒達は伸びていくと思いました。
 親の心を忘れず、親に感謝し、親の愛情を持って教育に邁進していきたい、そんな母の日です。

親を大切に、啓新高校!

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