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2007年02月17日(土曜日)

●「一点を凝視せよ」

今日は本学園創立者の命日です。平成3年2月17日に90年の生涯を閉じたわけですが、まさにその人生は波瀾万丈、 教育に全身全霊を打ち込んできたものです。創立者は幼少の頃親と別れ奈良の大和奥地の禅寺に預けられ、小僧生活を送り、 その修行において常に師より「一点を凝視せよ」との教えを受けたそうです。 この「一点を凝視せよ」とは、 日常生活をおろそかにせず一つ一つのことを真剣に取り組め、さすれば未知は自ずから拓けるとの教えで、 創立者は座右の銘としてこの教育事業に全力を傾けたと聞いております。特にその歩みの中でも、昭和20年の福井空襲、 その後23年の震災による風水害のため校舎が泥土の中に埋もれて瓦礫と廃材のみになったときは悲境のどん底に落とされたそうですが、 その廃墟と化した校舎の跡地にたって思ったことは、先の師の教え「一点を凝視する」、復興の大業の一点を凝視して進めば、 必ずや光明を認めることができるとのことです。今年はちょうど学園創立80年、高校創立45年、啓新高校10年を迎える記念すべき年です。 本学園の歴史と伝統、そして創立者の心意気を忘れず先生方と一致団結して生徒のため、学校発展のために凡事を徹底していきたいと思います。 またこれから困難な時代を迎えますが、啓新の名のごとく、日々新しく未知を拓くために、自己の可能性に挑戦し続けていきます。 挑戦こそ新たなる未知を拓く、頑張れ啓新高校! 1112

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