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2007年04月25日(水曜日)

●時の大切さ

2年前の今日はあの兵庫県尼崎市でおこったJRの脱線事故があった日です。あらためて亡くなられた105人の方々のご冥福をお祈りしたいと思います。昨日、テレビ番組の中で最後に助け出された方の2年間を特集していました。自己から約22時間後に奇跡的に救出された方は当時同志社大学2年生の方でしたが、その方が次のようなコメントを言われていました。「私は助け出されるまでの22時間はとても苦しく辛いものでした、そして助け出された後、気を失い目が覚めたときには医師からもっと過酷なことを告げられました。それは両足を切断です。それからしばらくは本当につらい日々でした。22時間辛く苦しい思いをし助かったにもかかわらず、その後さらに苦しく辛い人生が待っているなんて何でだろうか、本当に悩み苦しむ日々でした。しかしリハビリが進み医師・看護師をはじめとする周りの方々の温かい励ましなどで徐々に身体機能が回復してくるにつれて今まで見えなかったものが見えてくるようになりました。105名もの人が亡くなった中で自分が助かったことには意味があると思います。自分が生きている限り絶対にこの事故の事を風化させないことが自分に与えられた役目だと思っています。」
自分の人生がいつまで続くのかは誰もわかりません。だからこそこの一瞬一瞬をいい加減に生きるのではなく「ありがとう」という気持ちを持って生きていかなければならないと感じています。
長崎市長の事件やアメリカバージニア州の銃乱射事件も含めて本校の生徒には23日の放送集会で「命の尊さ」と「時の大切さ」の話をしました。

今の大切さ、啓新高校!

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