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2008年05月11日(日曜日)

●光道園ウォークラリー(2)

 光道園ウォークラリーの引率教員からのコメントを紹介します。
平成20年5月9日(金)
鯖江市にある光道園の利用者の方対象のウォーキングのお手伝い。
(1年9組の生徒全員参加)

 利用者1人に補助員1人が付き、越前町朝日から西山公園までの道のりを季節の移ろいを楽しみながら歩きました。約2時間かけ西山公園に辿り着き、気持ちの良い疲労感と達成感を感じながらみんなで昼食を頂きました。その後2時過ぎまで公園内を自由散策しました。ちょうど「つつじ祭り」が開催されており、満開のつつじを見ながらゆっくりと流れる時間を楽しみました。

 生徒たちは初めて触れ合う障害を持つ方とのコミュニケーションに多少戸惑いながらも、常時笑顔を絶やさず気配りができ、何より生徒たち自身が楽しそうで本当に偉かったと思います。特に大きな声での挨拶は最高でした。職員の方からも元気の良さや礼儀正しさなど、お褒めの言葉を頂きました。この経験を機に、福祉に携わる人材として、また社会を支える1人の人間として、さらに成長してくれるものと確信しました。

*写真の中で、手のひらに文字を書いている様子が何枚かありますが、
 これは利用者の方が全盲と聾唖の重複障害(つまり光も音も失っている)の方で、手のひらに書かれた文字を感じ取って意志の疎通を図るこの方法が唯一のコミュニケーション手段です。ほとんどの生徒がこういった重複障害を持つ利用者の担当になりました。

日々挑戦、日々成長、啓新高校!

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