●ちょっと感じたこと
先日あるパーティに出席しましたが、丁度お昼をかねていたため昼食はバイキング形式の立食ものでした。出席者も多くバイキングですから各テーブルにそれぞれが好きな料理を持ってきて食べているわけですが食べ終わるとホテルの方が食器類を次々に下げていきます。食べ終わった方は次の料理へと取りに行くわけです。ふとテーブルの上を見ていると割り箸が次から次へと使われ、食べ終わった食器の上に置かれた割り箸はすぐに下げられていきました。当然次の料理を食べるときにはまた新しい割り箸を使うわけです。このパーティでいったい何本の割り箸が使われたのかを考えると複雑な気分になりました。世界的に温暖化などの環境問題が叫ばれている中、たかだか割り箸のことですが日本全国となれば一日の割り箸消費量はどれくらいになるものなのか想像がつきません。割り箸は木材から作られるものですから割り箸を使えば使うほど森が消えていくということにもなります。
では私たちとしてどうすればいいかということになりますが、環境問題への取り組みはまさに個人のちょっとした努力が大きな成果に結びつくものです。例えば、米のとぎ汁を捨てずに植木にやる、電気をこまめに消す、お風呂のお湯を洗濯などに使う、ゴミの分別を正しく行う、など個人としてやれる努力はかなりあるものですよね。自分自身としてやれることをやっていくことで少しでも地球環境の改善に役立つならば実践していこうと思いました。
人間も自然の一部、啓新高校!